アクトオンTV通信トップ > 取材レポート > 所長・木原浩勝の「一生、こども宣言!?」

アクトオンTV(以下、ア) 所長・木原浩勝(以下、所)
ア:シリーズ100回を超える長寿番組「フィギュアの王国」にご出演いただいていますが、木原所長にとってこの番組はどんな存在でしょうか?
所:この番組は、ズバリ「私のライフワーク」です!
存在するなら命ある限り一生続けていきたいと思っています。
だから、10年を超えて続いているっていうところがホント嬉しいです。絶対に終わって欲しくない、そんな番組です。
CS界でも100回を超える番組って、まずない!!
それに、この番組のスタッフやメンバーとは別れたくないんです。なんだかんだいっても、全員で定期的に集まれるっていうことが何よりも楽しみなんです。仕事のスケジューリングも、「フィギュアの王国」の収録を第一優先で決めてから、他を決めるくらいですから!(笑)。
ア:フィギュアを好きになったきっかけを教えてください。
所:もともと私は、SF映画や怪獣映画が好きだったんですよ。今も、もちろん好きですけどね…。だから映画で見た「同じものが手元にある」っていうのが、何ものにも代えがたい楽しみだったりするんです。
世代の差の問題もあるかもしれませんが、私達の時代に初めて「ビデオテープ」というものが登場しました。それによって映画を「スクリーン」で見るという楽しみしかなかった世界が一変します。
それまでは、好きなシーンをとっておくことは雑誌を買うだとか、スチール写真を買うことでしかできなかった。つまり、楽しみを記録し保存することは「本」だったんです。それがビデオテープの普及により、映像でとっておける時代がやってきました。しかし、まだまだ「立体」なんて、望むべきものではなかったんです。
だからこそ、フィギュア時代が到来した時、何より嬉しかったのは、画面でしか見ることができなかったものが手元に、しかも立体であるということ。「かっこいい」と思うものが写真だけじゃなくて、手元に物体としてあるっていいですよ!スゴイじゃないですか!!
このメチャクチャ大好きって感覚は子供と一緒。そこに進捗だの成長はありません。子供たちがかっこいいなぁと思う電車やクルマ、飛行機なんかは、皆ミニチュアであるのに、私の好きな怪獣や映画の登場人物だけが、なかなかなかったんですよ。
ア:「萌えフィギュア」「ロボットフィギュア」「映画フィギュア」など色々なジャンルのものを番組では紹介していますが、今後取り上げてみたいテーマはありますか?
所:一度やったのですが、再び「フィギュア☆サミット」をやりたいです。メーカーさんを集めて、「今後のフィギュアはどこに行くのか」「今までのフィギュアはどうだったのか?」「なぜ、皆さんはフィギュアメーカーの代表なのか?」などを熱く語り合うサミット。もちろん、前編後編で!
同じキャラクターをメーカーがかぶって作っていても、素材やら何やらで住みわけしているんですよね。だから、メーカーさん同士でも「この手のものはお前のところのシェアだよね」とか、「うちはこのキャラのサイズを譲らない!」とか色々ありますから…。
それに、お客さんの信用を失わないためにそれぞれのメーカーさんが切磋琢磨して、フィギュアのクオリティを上げているので、イイ話が聞けるはずなんです。
まぁ、王国なんだから、サミットがあってもいいじゃない?少なくても年に1回はやりたいなぁ。フィギュアの王国なのにフィギュアが登場しないっていうのも面白いかもしれないし、メーカーさんが自社商品じゃなくて、それぞれが大切にしているフィギュアを手に持って入場してくるとか。
結構、盲点でしょ(笑) 。
ア:フィギュアの他にも、いろいろ集めているものがあるとか。これぞ!というアイテムを紹介していただけますか?
所:怪談作家という職業柄、「怖い怪談話の体験談」を集めています。もちろん、「心霊写真」なんかも集めていますね。
その他は、「昔の怪獣図鑑」とか、「怪獣・妖怪のグラビアを飾った少年雑誌」とか。一言では言い切れません。
最近は、ご当地限定「ゲゲゲの鬼太郎・目玉のおやじ限定ストラップ」ですね。もちろん、紐違いまで!今は300個くらい持っていますが、実際は700個以上存在するとか…
と、いうことで、奇特な方!!所長宛のプレゼント、常に受け付けております。紐違いまで。
いやいやウソです。買います、買います(笑)
ア:木原所長は作家さんですが、なぜ「怪談」というテーマに興味をもったのでしょうか。
所:それは、子供のころから怖がりで、子供のころから好きだったからですよ。怖がって眠れなくなるくせに、怖い映画を好んで見たり、夏の怪奇特集に夢中になったり…。まぁ、単純に「怖いもの」が好きなんですね(笑)。
私の中身は本当に子供なんですよ。子供って怖いものが好きで、笑えるものが好きで、かっこいいものが好きで、今の企画や仕事の全てに該当しちゃいますね。やってる規模が「大人」になってるだけで、未だに子供から抜けられないんです。
「子供のときの財産で食べてます」っていって、ほぼ違いないですね。でも、このスタンスは変えません!!
ア:木原所長にとって「フィギュア」とは!
所:「生きる楽しみ」(キッパリ)ですね。
「せっかく苦労して稼いだお金でそんなの買ってどうするんですか?」ってよく言われるんですけど、逆なんです。フィギュアを買うために働いてるんです!!家の壁一面にフィギュアを飾って、一日中かっこいいなぁ☆って、ぼんやり眺めて過ごしてたいなぁ。
だから、ただの番組司会者じゃなくて、番組を離れてもしっかりお客さんやってます!!
ア:最後に、アクトオンTV視聴者の皆さんへひとこと
お願いします。
所:所長のフィギュア好きは永遠に変わらないし、所長の馬鹿さ加減も永遠に変わらないので皆さんも「フィギュアの王国」の世界に永遠にお付き合いください!
プロフィール
小説家、構成作家、怪異蒐集家。
兵庫県尼崎市出身。1982年大阪芸術大学映像計画学科卒業後、「風の谷のナウシカ」を制作したトップクラフトを経て、スタジオジブリ入社。
「天空の城ラピュタ」に制作進行として参加後、制作デスクに昇格。宮崎駿監督の下で「となりのトトロ」「魔女の宅急便」を手がける。
1990年スタジオジブリ退社後、300万部を記録した「空想科学読本」を生み、日本怪談史上初の実話集であるとともに、現在のJホラーブームの原点となった現代の百物語「新耳袋」で作家デビュー。
京極夏彦、東雅夫、大学時代の同級生であった中山市朗らと怪談之怪を結成、雑誌「ダ・ヴィンチ」や、日本初の怪談雑誌「幽」で連載、新宿ロフトプラスワンでのトークライブを10年続けるなど、怪談の普及活動を展開。
2005年、「新耳袋」全十巻が完結し、文庫、TV、DVD、映画、ゲーム、携帯サイトとメディア展開を図る。
その他、特撮映像研究、漫画原作(「雲のグラデュアーレ」、画:志水アキ、メディアファクトリ−、全4巻)、古代史ミステリー(「捜聖記」:中山と共著、角川書店)など幅広いジャンルで活躍。
現在はその造詣の深さを買われ、怪獣、玩具、食玩、アニメ、ガンダムなど様々なジャンルに企画ブレーンとして加わる。
2007年企画・プロデュースした書籍「いつまでもデブと思うなよ」
(岡田斗司夫著)は50万部突破の大ベストセラーとなる。
撮影裏側スナップ アクトオンTV限定
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写真のゲストは、所長が天敵とすら呼ぶほどの笑いのライバル・メガハウスさん。
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メンバーの息がぴったり。常にワイワイ盛り上がっています。ムネくん決まってるぅ〜☆

イベントで14万円もフィギュアを買ったとか。
さすが、所長!
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所長の名刺。画像では見えにくいですが、所長の肩書きって「怪異蒐集」なんですね。

長い付き合いの所長ですら知りえなかった、
ムネくんの柔らかな肢体。
「本当に驚きました!恐るべし!!ムネ研究員!!」(所長談)
含蓄があり、軽快かつ巧妙な木原所長のトークに、そこにいた誰もが引き込まれ、気づくと、所長のファンに。
言葉の節々に頭のよさと
フィギュアに対する熱い思いが感じられ、番組の面白さだけでなく、出演者の皆さん、メーカーさん、スタッフが一体となっていられるのは、まさに所長の底なしのこだわりと人柄があってこそだと気づかされました。
収録現場に行き驚いたことは、この番組のメンバーはホント仲がいいということ。
これからもますますパワーアップしながら、CS界に君臨していくことは間違いないでしょう!
所長、お疲れ様でした。
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